こんにちは、かねごんです。
ゲイバー探訪を再開して以来、なかなかかつての感覚を取り戻せていなかった私ですが、
最近では、行ったことがないお店住所のビル名を見て「・・・あそこだ！」と現地映像が脳内に浮かぶぐらいには回復しました。
嬉しい(￣▽￣)
今回訪れたお店もそのひとつ。
新宿2丁目のCASAさんへ行ってきました！新規開拓99店舗目です。
ご紹介いただいた方によると「日本一話さないママのお店」なんだとか。
に、日本一!?
一体どんな雰囲気なのか、
一言もお話できなかったらどうしよう・・・なんて思いながらいざ入店
心落ち着くリラックス空間
スペイン語で「家」を意味する「CASA」。
ママがお店を出す前にやっていたシェアハウスの名前からとったそうです。
席はカウンターのみで、良い意味でこじんまりとしていて落ち着く雰囲気。
キャンドルのあかりにも心が和らぎます。
家に帰った時のほっとする感じといいますか、店名の由来通りの空間だなと思いました。
客層は30～40代メインに、20～60代までと幅広いそうです。
カウンター奥に目をやると、お酒の種類の多さに驚きます。
どこにでもあるものだけ置いていてもつまらないから、という理由なのだとか。
焼酎をはじめ、ジンやウイスキーが多く、ジンだけでも十何種類取り揃えているそうです。
この日の一杯目は焼酎。
ママにおすすめを聞く中で、麦焼酎「失われた時を求めて」をソーダ割でいただきました。
お酒強くない私ですが、飲みやすかったです。
その他、常連様のご厚意でウイスキーもいただいちゃいました。
（Ｍさん、ありがとうございました！）
スコットランドのウイスキー「TEACHER’S」、ハイボールでいだだきました。
スモーク感が特徴なのだとか。
普段ウイスキーは飲まないのですが、お洒落なお店の雰囲気もあいまってか、
上質な時間を感じることができました。
少しずつ挑戦してみようかな。
日本一話さないママ？
お酒を楽しみながら、ママとお店のことや探訪話をしていた私。ふと思いました。
「あれ？ママ、話してるじゃん」
ママ：「他店のママからは、日本一話さないママって言われて自分でもそう思っています。」
たしかに、べらべらしゃべるタイプではないママ。
かといって、無口というわけでもないです。
落ち着いたトーンで、お店の雰囲気にあっているのではと思いました。
べらべら話さないからこそ、程よく入れて下さるつっこみとか一言が
心地よいというか、くせになるというか、
これは是非みなさん直接話して味わっていただきたいです(^^)
私が、
・ゲイバーデビューのゲイの方からおすすめを聞かれる、お店に連れて案内したこともある
・地方から都内にくるゲイの方にも紹介したりしている
ことを話すと
ママ：「かねごんさん、それはもう
ゲイの無料案内所ですね。」
と一言。笑
300店舗ぐらい開拓したら、案内所開設しますかね。なんて(￣▽￣)
あなたもゲイバー探訪人？
この日はママの他に、店子のKさんが入っていました。
かねごん：「はじめまして、かねごんです。ノンケですがゲイバー巡りをしていて～」
Kさん：「ノンケなんですか！？自分もです笑。」
えっ？
の、ノンケ？？
ゲイバー探訪ではノンケに遭遇だなんてそうないので、戸惑う私（自分もノンケなのに笑）。
しかも店子？本当にノンケなのかΣ（・□・；）
ママ：「このこ、生粋のノンケなんです。」
ある日、常連さんに連れられCASAさんに来たKさんを、ママがスカウトしたとのこと。
学生時代に居酒屋でバイトをしていたKさん。接客に楽しさを感じていたので、またやってみたいとOKしたのだとか。
普段の仕事の関係もあり月1程度での出勤だそうで、今日会えたのは奇跡的でした。
Kさん：「ノンケどうし、なにか引き寄せられるものがあったんですかね。」
かねごん：「そうかもですね笑。ちなみにKさんは、他のゲイバーも行ったりするんですか？」
Kさん：「はい、これまで10店ぐらいは行きました。」
こ、これは・・・
自分と同じ、
ノンケゲイバー探訪者ではないか！！
Kさんに可能性を感じた私、
自分はなかなか勇気がでない、脱ぎ系バーの探訪を託しておきました(￣▽￣)
Kさん、がんばってください。
レポートお待ちしています！
爽やか雰囲気のKさん、お客さんからも人気のようです。
是非会いにいってみてくださいね！
そうだったのか！ゲイバーの鏡の活用法
「ノンケなの？」と驚いたのは私の他にも。
先ほどウイスキーをごちそうしてくださった常連のMさん。
私のことをてっきりゲイだと思っていたそうです。
Mさん：「馴染んでて全然気づかなかった笑。」
ゲイバー探訪開始当初は入店数秒で「あなたノンケ？」と見抜かれていた私。
まあ、緊張してそわそわ挙動不審でしたからねえ。
今では、こちらからノンケですと言わない限りは基本見抜かれなくなりました(￣▽￣)
良いのか、悪いのか。警戒されないという点で良いかな。
誰かが入店してきた際、ドアに一気に視線向けるのも真似してやったりします。
（こうやって馴染んでいったんでしょう）
この日も一回試したら、配達員さんでした笑。
視線といえば、Mさんからゲイバーの鏡の活用法を聞きました。
カウンター奥に鏡があるお店が多いですが、ちゃんと理由があるそうです。
Mさん：「カウンターの隣席とか、斜め向かいに誰か座ったときに、
鏡越しに顔チェックできたりするんですよ。」
直接顔向けたり視線向けると、こっちに気があるのかなと思われたり、場合によっては警戒されたりがあるけれども、鏡越しだとこっそりとどんな人かチェックができるようです。
なるほど、だから鏡があるのか。
Mさん：「たまに鏡越しで目があうこともあって、そうなると気まずいんですよねえ。」
あえて直接視線向けて気を引いたり、いろいろと駆け引きがあるようで
奥深いなと感じました。
私は駆け引きとは無関係ですが、もし誰かと目があったら、、、
とりあえずニコッとしておきますね！！
次回はいよいよ新規開拓100店目
久々の新規開拓であり、2丁目でしたが、今回も良い出会いがありとても楽しかったです。
初対面どうしでも気軽に会話ができる雰囲気があり、年齢層やステータス含め幅広い出会いがあるゲイバーの魅力は貴重だなと、改めて感じました。
スローペースではありますが、引き続き新規開拓していきますので、次回もどうぞお楽しみに！
ついに100店目かあ。感慨深いものです。
CASAさんにもまたウイスキーを飲みに、行きたいなと思います。
お洒落な空間でお酒をゆったり味わいたい！なんて方は是非足を運んでみてください。
ママさん、Kさん、Mさんありがとうございました！
かねごんのゲイバー探訪、つづく。。。
＊CASA 営業情報
住所：新宿区新宿2-14-13 ユニビル3階
営業時間：20:00～
Twitter： @CASA_Tokyo2021
