こんにちは!かねごんです!
8月も終盤。みなさんいかがお過ごしですか?
ゲイバー巡りをしている私ですが、
主な行先は「新宿2丁目」です。
言わずとも知れた「ゲイスポット」ですよね。
そんな中、日々気になっていたことがあります。
それは、新宿2丁目に次ぐ
「第二のゲイタウン」の存在。。。
えっ、そんな場所があるの!?
そう思われた方も多いことでしょう。
私もそうでした。
それは、
いつものように2丁目ゲイバーを巡っていたある日のこと。。。
Mママ:「そういえばかねごんさあ、他にはどこのゲイバー回っているの?」
かねごん:「向かいの〇〇さん、隣ビルの〇〇さんなんかもよく行きますよ」
Mママ:「それは2丁目内でしょ。2丁目以外にはどこか行ったことあるの?って聞いてるの」
かねごん:「えっ、ゲイバーって2丁目以外にもあるんですか!?」
Mママ:「都内だっていろいろな場所にあるのよ。例えば上野。
第二のゲイタウンって言われてるの。100店ぐらいあるって聞くわよ。」
「上野!!100店!!」
動物園、美術館、居酒屋。そしてゲイバー!?
「気になる!行きたい!行かねば!
これはゲイバー探訪者なる者の使命!」
そんな熱い想いを胸に、私行って参りました!
第二のゲイタウン「上野」
ストレート男子かねごんがそこで見たものとは!?
メインスポット「入谷口」
山手線で上野駅に下車。
向かった出口は。。。「入谷口」
2丁目ゲイバーのママに確認しておいた出口だ。
「そこから向かいの通りに渡って左。ゲイバーが集まった建物が見えてくるわよ」
ママに教わった道順を思い出す。
通り過ぎるのは学校、オフィスビル、ラーメン屋。。。
ゲイバーが密集する新宿2丁目のような雰囲気は感じられない。
「ほんとにここはゲイタウンなのだろうか?」
そんなことを思いながら歩き続けると、ふと目をひく建物を発見。
レンガの建物で、店名が書かれたたくさんの外看板。
およそ20ほどはあるだろうか
「こ、これは!2丁目と同じにおいがする!」
新宿2丁目にはこういうタイプの建物が多いのです。
よくよく店看板を見ると、新宿2丁目にもあるゲイバーを発見。
「間違いない。このビルだ!」
早速突入。。。
ノンケはNG?
まず目に入ったお店は「会員制」
その次も「会員制」さらにその次も「会員制」
あれ。。。
2階に上がると、
またまた「会員制」
さらに上階にあがっても、同じ。その次もその次も。。。
。。。。。
そう、「会員制」の店ばかりだったのです。
ノンケのかねごんは入れません。。。
※会員制のゲイバーとは
・店ドアや看板に「会員制」「紹介制」と記載されている
⇒ノンケ男性や女性が誤って入店しないようにするため
MIXバーや観光バーなど、
ノンケ男性や女性も入店できるゲイバーも多い新宿2丁目に比べると、
「ディープなゲイスポット」
そんな印象を持ちました。
店内はどんな雰囲気なのだろうか。
しかし、入れない。うーん。。。
そうだ!
かねごんには強力な武器がありました。
それは。。。
「ママの紹介」
ママの紹介は特別です。
会員制ゲイバーでも、ママの紹介があればノンケも入店できたりします。
「会員制」の表示がある店の中に、
新宿2丁目のママから紹介された店を発見。
「あたしの名前を出せば歓迎してもらえるはずよ」
そう言ったママの言葉を信じ。。。
いざ。がらん(ドアを開ける音)
常連コミュニティ
かねごん:「こんばんは~!」
一気に私に浴びせられる視線。
およそ40~50代ぐらいのお客さんたち。驚いた表情をしている。
声をかけてきたのは、ママらしき人物。
ママ?「いらっしゃい。みない顔ね」 探るような表情。
かねごん:「〇〇ママの紹介できました」
どきどき。。。
ママ?「あらっ、そうなの。ここに座って♪」
あ~一安心。やはりママの紹介は強い。
席につくと名刺を渡される。やはりこの店のママだった。50代ぐらいだろうか。
ママ:「あなた、ノンケさん??」
ぬわΣ(・□・;)出た!ママたちの秘儀!
「ノンケ見抜き」!!
やはりなにか雰囲気でわかるのだろうか。
出会って1分も経っていないのに。すごい。。。笑
かねごん:「ノンケです。普段は新宿2丁目を利用していて上野は初めてです」
ママ:「やっぱりね。一目でわかったわ。2丁目はよく行くの?」
かねごん:「そうですね~〇〇〇店ぐらいは知ってますよ( ̄▽ ̄)」
ママ:「。。。やだちょっと。その辺の店子より詳しんじゃない!?
あたしでもそんなには知らないわ。あんた変わってるわね」
かねごん:「よく言われます笑。上野は会員制バーが多いんですね」
ママ:「そうね。ノンケが入れるゲイバーは少ないわ。あんたよく乗り込んできわね。
やっぱり変わってるわ笑。上野ゲイバーは2丁目ゲイバーに比べるとよりゲイ向けね。」
話を聞くと、上野ゲイバーはお客さんのほとんどが常連らしい。
新規客も基本はお客さんの紹介が多いとのこと。
「新規・初心者歓迎バー」がある新宿2丁目に比べると、
やはりディープなゲイスポットなようだ。
ママ:「にしてもあんた若いわね。たまにはいるけど、このあたりじゃ珍しいわ」
かねごん:「年配の方が多いですか?」
ママ:「40~50代とかね。店によっては60~70代メインのとこもあるの。
そういうとこはママとか店子も同年齢よ。よかったら紹介するわ」
この店に入店した際、お客さんたちが驚いていた理由がわかった。
若者客は珍しいのだ。※かねごんは20代です
高い年齢層
しばらく滞在しお店をあとにする。
ママに紹介されたゲイバーへ向かう。
場所は「昭和通り」
こちらも上野駅入谷口から近い。徒歩3分ぐらいだ。
ママによると、ここの通りにもゲイバーが集中しており
かつ年齢層が60~70代とかなり高いらしい。
シティホテルを過ぎると、店看板が見えてきた。
ざっと数えて20~30店は見える。
さきほどのエリアよりも、昭和感漂う昔ながらの雰囲気があった。
「このあたりだな」
前方から3人組が歩いてくる。
短パン、短髪。若そうな様相だが、近づいて驚いた。
明らかに60代過ぎぐらいの3人だった。
その後、何人かとすれ違ったがみな高齢だった。
ママの言った通りだ。
ママに紹介された店を発見。
カラオケの音楽が聞こえてくる。~♪
かねごん:「こんばんは!」
カラオケの音でかき消されたのか、誰も気づかない。笑
それよりも驚いた。
お客さん、カウンター内の店子さん
みんなどうみても60~70代だった。
楽しそうにカラオケとおしゃべりを楽しんでいる。
かねごん:「こんばんは!」
!?!?
ようやく店子さんが気づいてくれた。
かねごん:「〇〇ママの紹介できました」
店子さん:「ふぇ??」
えっ??。。。
かねごん:「〇〇ママの紹介で。。。」
店子さん:「〇□%#$?」
どうやら聞こえていないらしい。こちらも聞こえない笑
スローで話しかける
かねごん:「〇~〇~ママの~~紹介で~~き~まし~た~」
。。。。。。。
店子さん:「あ~そうかい。いらっしゃい」
通じた!笑
店子さん:「こんな若い子が%%なんて#$%〇だね」
隣で大熱唱するお客さん。会話がかき消される笑
開店時間が早い
よくわからないが、とりあえずお礼を伝え、このへんのことを聞いてみる。
引き続きのスロー会話だ。
かねごん:「このあたりの~お店は~どんな~。。。。。。。。」
以下、早送り。
上野ゲイバーの面白い特徴を知った。
開店時間が早めらしい。
新宿2丁目の場合、19~21時OPENの店が多いが、
昭和通りの場合、
15時や17時OPENの店も少なくないようだ。
「高齢になると、早めに飲んで早めに寝たいんだよ」
そんなことを話していた。
昼間は上野、夜は新宿2丁目のゲイバー
そんな楽しみ方もできるかもしれない。
若い客はやはり珍しいとのこと。
若者に負けじとスマホを使いこなしているらしい。
最近はポケモンにもはまってるとか笑
スローな会話にも慣れていき、
孫とおじいちゃんのような会話を楽しんだ。
かねごんの進出は続く
いかがでしたでしょうか。
同じゲイスポットでも、場所によって雰囲気や特徴は様々です。面白いですよね。
ちなみに、都内のゲイスポットってまだ他にもあるんですよ。
どこだと思います??
どんな雰囲気なのだろう。どんなゲイバーがあるのだろう。
わくわくしています笑
ゲイバー探訪者かねごん、まだまだ進出していきますよー!
お楽しみに♪
かねごんのゲイバー探訪。つづく。。。