こんにちは!かねごんです!
やってきましたね。
あつ~い、あつ~い8月。
「冷やし中華が食べたい。。。」そんな欲求にとりつかれながら、記事を書いております。
さて、今回は
ストレート男子の私が衝撃を受けた、
2丁目ママの「衝撃的変貌」エピソードについてご紹介したいと思います。
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いつも通り2丁目を散策していたある日のこと。
ひっそりと佇む隠れ家的なバーを発見。
なんだか懐かしい、そんな雰囲気につられ扉を開ける。
迎えてくれたのは50代ぐらいの優しそうな店主。
店主:「いらっしゃいませ。おひとりですか?こちらへどうぞ」
ゆったりと落ち着いた話し方。ただ、少し驚いた様子もある。
和風のレトロな雰囲気の店内、おそらく私のような若者客は珍しいのだろう。
私も驚いていた。
ゲイバーでよくある「あら~いらっしゃ~い」といった出迎えを予想していたからだ。
ここはゲイバーではないのかもしれない。
店主:「この前も来てくれましたよね?」
はて、覚えがない。もしかしたら来店客への決まり文句なのかもしれない。
かねごん:「ここは初めてきました。素敵な雰囲気ですね」
店主:「もうずいぶん長いことやっていましてね。15年は経ちますよ」
やはり、話し方にゲイバーのママのような雰囲気は感じられない。
そのあとの自然な会話の流れで、私がストレート男子であることも伝えたが、
店主の口調は変わらず。
ちなみに私がストレートであることは一目でわかっていたらしい。
店主:「うちの店にノンケさんが来るのは珍しいですよ。ゆっくりしていってくださいね」
それからしばしたわいのない会話が続く。
やはりここはゲイバーではないようだ。店主もゲイではないのだろう。
2丁目はゲイバーばかりではないんだな。
そんなことを考えていると、がちゃっと扉が開いた。
「どうも~」
別のお客さんがやってきた。
入口を振り向く店主。
そして。。。
「あら~ん?」
!?!?
聞こえた。確かに聞こえた。
店主が「あら~ん」って。。。
唖然とする私。
ここは。。。ここは。。。
「ゲイバーだったーーーーーー!」
私が受けた衝撃。それはまるで、ドラ〇〇ボールのあの技を食らったからのような。。。
「か~〇~は~〇~」
※かねごんの画力に成長は見込めません。
店主、いやママのハートたっぷりな会話は続く。
ママ: 「ちょっとひさしぶりじゃな~い。 どうだったのよ~ん? あの話は?」
さっきまでの落ち着いた雰囲気はどこへ。
ママが別人に見える。
唖然としながら一杯目を飲み干した私。
ママが気づいて一言。
「何か飲まれますか?」
えっ。えっ!?
ママ。。
切り替え激しすぎっす。。。
かねごん:「生でお願いします」
ママ:「はい。お待ちくださいね」
ママがドリンクの準備をしていると、お客さんが話し始める。
お客さん:「やだ~ん。明日雨みた~い」
とても繊細なてつきでスマホをいじっている笑
ママ:「どこに行く予定だったのよん?」
お客さん:「どこにもいかないわ。むふっ?」
どこにもいかないんかいっ!!笑笑
かねごん:「雨の日は出かけたくないですよね~」
会話に割り込んでみた。ママがどう反応するかも気になっていた。
「そうよねん」みたいな反応を期待する私。
ママ: 「そうですよね。おっくうになりますからね。」
なっ、なぬーーーーーーーー!!!
戻ったーーーーーーーーー!!
ママ:「ところで〇〇ちゃん(お客さん)、ちょっと聞いてぇ~ん」
すごい。すごすぎる。この切り替え。
そう、ママはストレートのわたし向けと、ゲイのお客さん向けで
見事なまでに口調を切り替えているのだ。
これは、まさしく
「バ ・ イ ・ リ ・ ン ・ ガ ・ ル」
ママにとってはストレート向けの話し方は本意ではないだろう。
でもそんな様子は一切見せず最後まで丁寧に接してくれた。
私が自然に過ごせるようママなりの配慮だったのだと思う。
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「ありがとうございます。またいつでもきてくださいね」
ママの優しい笑顔は今でも印象深く覚えています。
2丁目のママにはいろいろなタイプがいますが、この日出会ったのは、
「お・も・て・な・し」の精神溢れる、素敵なママだったのです。
私はあなたをこう呼びます。
「2丁目の滝〇クリ〇〇〇」
明日はどんな素敵にママに出会えるだろうか。
かねごんのゲイバー探訪。つづく。。。